転職活動でなにを用意すべきなのか、悩んではいませんか?
私は中途採用の採用担当をしていた経験があるのですが、面接の時に『用意するもの』のせいで印象が悪くなった人を何度も見てきました。
- 転職面接を控えているけど、なにを持っていけば良いんだろう?
- これから転職活動を始めるけど、なにを用意しておけば良いんだろう?
- 転職活動を始めるにはどのくらい費用が必要になるんだろう?
そんな人におすすめの記事です。
転職面接で必ず用意するもの
転職面接で必ず用意するべき必需品を紹介します。履歴書や職務経歴書などの書類は今回省いています。
面接準備をしておくことは重要です。
1.スーツ
当たり前だと思うかもしれませんね。一部例外もありますが、面接の時にはスーツ着用が常識です。新卒の場合や第二新卒の場合はリクルートスーツが一般的ですが、転職面接ではリクリートスーツは避けましょう。
普段スーツ勤務であればそれで問題ありませんが、リクルートスーツや冠婚葬祭用しか手持ちがない場合は新しく新調する必要があります。転職活動を行う頻度にもよりますが、最低でも1着。2着あればトラブルにも対処できるので安心です。
- 体に合ったサイズ・・・面接では第一印象が重要なので、ブカブカなもの、逆にパツパツなものは避け体に合ったサイズの物を着用するようにしましょう。
- シワや汚れがないか確認!・・・清潔感が重要です。スーツにシワや汚れがないか確認し、定期的にクリーニングにも出し、綺麗なものを着用します。
男性の場合
色は黒やネイビー、濃いグレーなどがおすすめ。明るい色や光沢があるスーツは、派手な印象を相手に与えてしまうので避けましょう。
ストライプのような柄が入っていてもOKですが、スーツの生地と同色の控えめな柄にします。黒の無地はリクルートスーツのイメージが強いので、控えめなストライプが入っている方が良いでしょう。
ネクタイは奇抜な柄、ブランドのロゴが目立つようなものは避けます。ベルトも同様でバックルが派手な物は避け、黒か濃いめの茶色がおすすめです。
靴下はスーツ用の黒やネイビーのものを着用し、くるぶし丈はNGです。
- スーツ・・・10,000円〜80,000円
- ネクタイ・・・3,000円〜20,000円
- ベルト・・・2,000円〜15,000円
- 靴下・・・1,000円前後
女性の場合
色や柄に関しては女性の場合も男性と同様です。派手な色や柄は避け、上品に仕上げましょう。
パンツでもスカートでも構いませんが、どちらも丈には気をつけてください。アンクル丈のパンツや、座ったときに膝が5センチ以上でるようなスカートはNGです。
参観日に着るようなスーツやワンピースもビジネスシーンでは不適切。
パンツスタイルでもスカートでもストッキングは必ず着用します。
- スーツ・・・10,000円〜50,000円
- ストッキング・・・500円〜1,000円
2.ワイシャツやブラウス
男性は白や薄い青のワイシャツがおすすめです。ボタンダウンは面接のようなシーンでは適していません。
女性は襟付きシャツでもカットソーでもどちらでも構いませんが、派手なデザインのものや胸元が大きく開いているものは避けましょう。色は白やそれに近い色合いのものがおすすめです。
男女ともアイロンをかけシワや汚れがないか確認をしましょう。
- 費用・・・3,000円〜7,000円
3.ビジネスバッグ
ビジネスバッグは応募書類を折らずに入れることができる、A4サイズのものを用意します。椅子の横に立てかけることもあるので、自立するものが良いでしょう。
色は黒や茶色など落ち着いた色のものがおすすめ。
靴、ベルト、バッグと同色で揃えると統一感が出ますよ。
- 費用・・・5,000円〜50,000円
4.革靴またはパンプス
面接では基本的にスーツを着用するので、男性は革靴、女性はパンプスを用意しましょう。
男性の場合
革靴の色は黒や濃い茶色、紐がついているレースアップを選びましょう。明るい茶色は派手な印象を与えてしまうので避けた方が無難です。
- ウイングチップや、金具の装飾がついているもの
- ローファーやスリッポン
- エナメル素材
- スエード素材
- スニーカー
- 費用・・・5,000円〜30,000円
女性の場合
パンプスは色が黒、爪先が丸みをおびた形のものが適しています。ネイビーやベージュでも構いませんが、派手なデザインのものは避けましょう。ヒールの高さは5cm程度のもの、ヒールが高いと派手な印象になってしまいます。
- ヒールが高過ぎるもの
- フラットシューズ
- ポインテッドトゥやオープントゥ
- エナメル素材
- スエード素材
- 派手なデザインのもの
- 費用・・・3,000円〜20,000円
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5.筆記用具
面接のみという場合でも、会社によっては簡単なアンケートを実施することがあります。
黒のボールペン、シャープペンシル、消しゴムの3点があると大抵のことには対応ができます。
証明写真の貼り忘れもよくあるので、ハサミやノリを携帯しておくと良いでしょう。
- 費用・・・300円〜
6.印鑑・朱肉
履歴書や交通費の受領書など、印鑑が必要となるシーンがあるので認め印と朱肉を持っていくようにしましょう。
- 費用・・・200円〜3,000円
7.ハンカチ・ティッシュ
面接会場に向かう間に汗をかいてしまったり、雨に濡れてしまうこともあります。その場合はハンカチで拭って会社を訪問するのがマナーなので、必ず携帯するようにしましょう。
印鑑を使ったあともティッシュがあると便利です(ゴミは持ち帰るようにします)。
- 費用・・・1,000円前後
8.腕時計
社会人のマナーとして腕時計は着用するようにしましょう。
筆記試験を行う場合もあるので、スマートウォッチではなくアナログの腕時計が転職面接の場では適しています。
ビジネスシーンに適したデザインのものを着用しましょう。
- 費用・・・5,000円〜
パッと見て高級ブランドのものとわかるようなものは、避けた方が無難です。
9.スマートフォンや携帯電話
面接中は電源をOFFにしておくか、サイレントモードにしておくのがマナーですが、スマートフォンや携帯電話は必ず持ち歩くようにしましょう。
遅刻してしまいそうなとき、バスや電車が遅延してしまったときなど、すぐに企業に連絡ができるように充電もしっかりとしておきます。
乗り換えアプリや地図アプリを事前にダウンロードしておき、スムーズに使えるようにしておきましょう。
10.証明写真
履歴書に絶対必要な証明写真。印象が良い写真を撮ってくれるので、スピード写真よりも写真館で撮影してもらう方がおすすめです。
予備の写真も持ち歩いておくと、貼り忘れていたときも安心ですよ。
- 費用・・・600円〜3,000円
11.クリアファイル
提出書類はクリアファイルに入れて提出します。使い古したものではなく、きれいなものに入れるようにしましょう。
- 費用・・・1,000円弱
転職面接であれば便利なもの

転職面接のとき、必ずではないけれど用意しておけば便利な持ち物をピックアップしました。
1.履歴書や職務経歴書の予備
万が一に備え、履歴書や職務経歴書の予備があれば安心です。
また提出予定の履歴書や職務経歴書は、何を書いたか忘れないようにコピーをとっておきましょう。
2.モバイルバッテリー
前述した通り転職面接での道中ではスマートフォンや携帯電話が必須です。
いざ電話をしよう、アプリを使おう、というときにバッテリーが切れてしまっていたら意味がないので、モバイルバッテリーを持ち歩いていると安心です。
- 費用・・・2,000円〜5,000円
3.折りたたみ傘
急な雨が降ることもあるので折りたたみ傘を携帯しておくと安心。
びしょ濡れになった状態では印象もあまり良くありませんし、せっかく用意した応募書類も濡れてしまう可能性があります。軽いものだとあまり荷物にもなりませんし、1本バッグの中に入れておきましょう。
- 費用・・・1,000円〜3,000円
4.汗拭きシートや口臭スプレー
清潔感が重要になってくる面接では、匂いにも注意しておきたいところ。
特に夏場は汗をかいてしまいますし、タバコを吸う習慣がある人は自分が思っている以上に匂いがするものです。
面接前に匂いもサッパリしておきましょう。
- 汗拭きシート・・・500円前後
- 口臭スプレー・・・1,000円前後
5.手鏡やヘアブラシ
面接会場に向かう前に髪型が乱れてしまうことも・・・。
面接前に手鏡で髪型もチェックしましょう。
- 手鏡・・・100円〜1,500円
- ヘアブラシ・・・100円〜5,000円
6.化粧ポーチや替えのストッキング
女性は化粧ポーチや替えのストッキングも持っていくと安心です。
まとめ
準備は当日慌てなくて良いように、前日までにしておきましょう。
転職活動では面接日もスピーディーに決まることも多々あります。転職活動を始めたらすぐに必要なものを用意して、いつでも面接を受けることができる体勢を作っておくと良いですね。
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初めての転職活動だとわからないことが多く、戸惑うこともあると思います。そんなときは転職エージェントを利用すると親身になって相談に乗ってくれるのでおすすめですよ。
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